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SRV250ev

ベース車両:ヤマハSRV250

発売年:1992年

定格出力:6000w

バッテリー容量:103,000mAh

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インホイールモーター

  • リアホイールのハブ部分にモーターを取り付けて駆動させる方式。構造がシンプルで殆どメンテナンスの必要がないという利点がある。また、チェーンなどの動力伝達装置がなくトルクが直接地面に伝わる感覚はEVならではの面白さがある。一方で、インホイールモーターは構造上全てブラシレス方式であり比較的高価になりやすい。また、従来のバイクと構造が根本的に違うことから、制作時の工程が多くなり、タイヤ交換などのメンテナンス時にも専用のジグが必要など、デメリットも多いのが現状である。

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唯一の自動二輪クラス

  • moto-machiで制作しているコンバートEVは基本的に原付クラスに限定している。コンバートEVバイクの特性上、短距離のポイント間移動が得意で、主なフィールドが市街地であることがその理由だが、SRV250evに関しては、実験的に自動二輪クラスで制作した。結論として、面白いものになったが、実用性の面では量産車に及ばなかった。トルク感やスピードは、250ccクラスに少し及ばないものの、十分に楽しいもので、むしろEVらしいといえば遜色のないものであった。しかし、250ccクラスと考えると、やはり航続距離に不安が残る。

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103 Ahと大容量のバッテリーを搭載しているものの、ツーリングや県をまたいだ長距離移動は想定できず、趣味性の強い250ccクラスとコンバートEVバイクの相性は、原付クラスほど良いものではないというのが結論である。

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